先日、私が担当する法学部ゼミの1期生から現役生までが集まる「吉田ゼミ同窓会」が、池袋で開かれました。
現役生は、自分の父親?母親の世代の先輩との会食で、初めは少し堅くなっている様子でした。しかし、すぐに緊張も解け、ゼミ論文や卒業旅行のことなど、共通の話題で盛り上がっていきました。反対に、先輩の方は、改めて自分の年齢を確認させられ、少なからずショックを受けたようです。
現役生は、自分の家族やアルバイト先など以外に、初対面でしかも世代の異なる人と話しをする機会は、そう沢山あるわけではありません。就職活動のこと、現在の仕事のことなど、ゼミの先輩だからこそ気軽に聞けたでしょう。先輩たちにとっては、仕事を離れての若い人達の話しも、新鮮だったのではないでしょうか。
駿河台大学に来て以来、こうした集まりを20数年続けています。この同窓会を通じて知り合い、結婚にまでいたったカップルもいます。私も、卒業生が元気に働き、幸せそうな生活を送っているのを見ると、教員生活の素晴らしさを実感します。
先輩?後輩の楽しそうな会話は夜遅くまで続き、来年の再会を約束してお開きとなりました。時は異なっても、同じ学窓で学んだ仲間たちの絆が、いつまでも続くことを願わざるをえません。
「また、来年、会いましょう!!」