ハンドボール部 2部への入替戦で慶應大に惜敗、2部昇格を逃す
12.05.28
関東学生春季リーグ3部で全勝優勝を果たした本学ハンドボール部は、5月27日(日)2部への入替戦で2部10位の慶應義塾大学と対戦しました。両校の大応援団が見守り声援を送る、今までにない騒然とした雰囲気の中で試合が始まりました。慶應義塾大学はハンドボール部創部74年の伝統校。それが初めて3部に降格する危機に瀕しており、しかも対戦相手は破竹の勢いで上がって来た創部3年目の本学ということで、伝統校のプライドを漲らせて、試合に臨んできました。
前半開始直後から、次々と慶應義塾大学は得点を重ねたのに対し、本学のシュートは厳しいディフェンスに阻まれ、またたく間に0-4とされました。その後も一時は同点に追いつくも、相手ゴールキーパーのファインセーブが続いて4~5点のリードを許す展開となり、前半は10-14で終わりました。プレーのスピード、シュートの強さなどは明らかに本学が上回っていたのですが、リードされることに慣れていないこともあって、焦りからかシュートが決まらず、なかなか本来の調子が出ませんでした。
後半25分頃に20-20と追いつき、さあこれからリードできるかと期待が高まりましたが、本学のシュートが決まらず逆に相手に得点が入って、結局22-24で試合終了。思わぬ敗戦となりました。これで、ついに本学のリーグ戦の連勝は36でストップ。2部昇格の挑戦は秋季リーグに持ち越されました。
結局、本学は不本意にも3部で足踏みすることになりましたが、この悔しさをバネに、再度3部で実力を向上させ、真の強さを身につけて、再び2部から1部へと駆け上がって行ってほしいものです。やはりパスとシュートの精度をさらに高めること、試合の中で攻め方守り方を臨機応変に変える適応力を身につけることが課題だと思われます。
これで春季リーグの戦いは終わりました。毎回のように遠いところを応援に駆けつけてくださった父母、学生、教職員の皆さまに心から感謝する次第です。(Y)