第2回目は、カヌー（スラローム）部主将の山本 嶺さん（現代文化学部2年 越谷東高校出身）です。

―カヌー（スラローム）を始めたきっかけは？
両親がアウトドア好きで、小さいころよく家族でカヌーに乗っていました。たぶん２歳くらいからカヌーで遊んでいたような気がします。競技としてカヌーを始めたのは中学生からです。

－駿大を選んだ理由は？
カヌーが強いということで選びました。カヌーのために駿大を選びました。

―主将になった時の心境はいかがでしたか？
個人競技でもあるし部員も少ないので抵抗はありませんでした。実感もそれほどわかないですね。競技者としてもまだ実力が伴わないのでなんとも言えませんって感じですかね。

―前キャプテンの佐伯選手からはどんな言葉をもらいましたか？
特には無いですが、カヌー競技は他のクラブと違って個人競技なので、主将になることのプレッシャーは感じていません。

―新チームの雰囲気はどうですか？
先輩後輩と仲が良いですね。チーム全員が日本代表入りして海外で活躍できたらいいなと思っています。そして個々のスキルアップにつながって欲しいです。皆で高め合っていきたいですね。

―主将として心掛けていきたいことはありますか？
スラロームチームは部員数が少ないので今まで自分には後輩がいませんでした。でも来シーズンは初めて後輩ができることもあり、しっかり後輩に目をむけてあげられるように心がけたいです。

―理想の主将像はどのようなものですか？
自分が先頭に立って引っ張っていける主将になりたいです。頼られたいですね。

―主将にとって必要な素質は何だと思いますか？
計画性と責任感だと思います。責任感が強いと引っ張っていこうという気持ちになりますからね。

―オフの日は何をして過ごしていますか？
正直オフの日はないですね（笑）でも休みのときは、自宅でゆっくり過ごしたり資格の勉強をしてることが多いですね。先日、中国語検定を受けてきました。今度、学内で行われる外国語教育センター主催の中国語プレゼン大会に出るので勉強をしています。語学が好きということもあり伸ばしていきたいですね。海外遠征もあるし卒業後に役にたつと思って勉強をしています。もちろん外で遊ぶことも時にはあります。

―山本さんの２０１５年の成績をふり返っていかがですか？
今シーズンの前半はNHK杯に出場できたので良かったと思っています。シーズン前半はよい漕ぎもできていたので良かったです。でもシーズン後半の成績は良くなかったですね。ダメでした。レース中に失敗すると途中で諦めてしまっていたのと、技術的な船のコントロールが雑だったと振り返っています。繊細なタッチで漕げるようもっと練習量を増やして来シーズンは成績を残したいです。

―レース前のルーティーンはありますか？
スタート直前に必ずやることは、後ろに伸びをしてパドルの滑りをキュッキュッと確認して、最後にあくびをしてスタートします（笑）

―山本さんの理想の選手誰ですか？
理想は駿大卒業生で同じカヌー部でスラロームをやっていた矢澤一輝さんです。自分と漕ぎのタイプは違いますが、船の操作や丁寧なライン取りがすごく上手です。真似できないですね。駿大カヌー部に入部してからは、矢澤さんと一緒に練習が出来る環境があるので刺激を受けています。

―カヌー部ならではのお約束事はありますか？
真冬の練習はとにかくキツイです。船が凍ったり髪の毛についた水滴が凍りますからね（笑）あと練習後はパドルから手が外れません。握った手が凍ってしまい開かないです。さらに船が引っくり返ったら死活問題です（笑）

―自分はチームから見てどういう存在でありたいと思っていますか？
後輩にアドバイスや技術的な指導ができる主将、先輩になりたいです。

―山本さんにとって駿大カヌー部とはどんな存在ですか？
自分の居場所ですかね。先輩後輩関係なくとても仲が良いのが好きです。でも先輩にはオリンピック出場選手だったり、実績のある先輩が多くいるので時にはプレッシャーに感じたりもしますが...。

―高校での部活と違って大学で得られるものはありましたか？
決まった練習メニューはありますが、基本的には自分自身で何が足りないかを分析して練習をすることが多いので、大学に入ってからは自分をより知ることができました。自分の良い所、悪いところがよく分かったと思います。

－チームを引っ張っていくにあたり、後輩たちへ伝えたいことはありますか？
どんなことでも諦めない気持ちを伝えたいですね。途中でなげださず最後までやり通そう！と伝えたいです。
これは自分自身にも言えることですけどね（笑）

―最後に応援している方々へのメッセージをお願いします。
先ずは来シーズンの最初のレースで結果を出します。４月上旬に富山県で行われるレースで結果を残すことです。ここで結果を出すことで、∪-２３日本代表入りとなり世界選手権の出場の可能性が大きくなるので狙っていきたいですね。そしていずれは東京オリンピックにつながればと密かに目指します！！最後に、カヌー（スラローム）人口はまだまだ少ないのでもっと盛り上げていきたいし、多くの人にカヌー（スラローム）を知ってもらいのと興味関心をもってもらいたいですね。応援宜しくお願いします。