横山謙三氏講演会「日本サッカーの現状と課題-埼玉からの発信-」を開催しました
17.01.07
12月10日(土)、「日本サッカーの現状と課題-埼玉からの発信-」と題して、埼玉県サッカー協会会長の横山謙三氏による講演会が開催されました。当日は地域の方々をはじめ、本学サッカー部の学生、多くのサッカー関係の方々の来場がありました。
横山謙三氏は、埼玉県のご出身で、1964年東京、1968年メキシコ両五輪の日本代表選手です。メキシコ五輪では銅メダルに輝きました。現役引退後は指導者として日本代表監督や浦和レッズ監督を歴任されています。
講演は、豊富な経験をもとにしたお話で、示唆に富んだものでした。日本の近代サッカーは1960年のクラマーさん来日に始まり、東京、メキシコ両輪への道が開かれたこと。その後1998年ワールドカップフランス大会出場まで長い低迷期があったものの、2002年にはワールドカップを開催するまでになり、そして現在があるというお話でした。
次いで、サッカーにおけるディフェンスの重要さを示すものとして、12月3日(土)に埼玉スタジアムで行われたチャンピオンシップの決勝第2戦の得点シーンの映像を見ながら詳細な解説がありました。具体的な内容については、その後の質疑応答も含め、また別の機会に紹介したいと思います。
本学サッカー部の今後について、またこれからの道を準備するにあたって、核となる重要な点を再認識させられた講演会でした。
(南林さえ子、経済経営学部教授、サッカー部部長)
12月10日の土曜日に、埼玉県サッカー協会会長の横山謙三氏の講演をお聞きしました。日ごろサッカーに接しているものとして、サッカーから発信する「モラル」の大切さには強く共感を覚えました。1人の人間として改めて意識して生活しようと感じました。また、サッカー部内でも再認識できるよう努め、今後に活かして行きたいと思いました。お話を通じて、とても芯のある方だと感じました。
(サッカー部主将:矢野 健 法学部3年 福岡県豊国学園高校出身)
このたびは、貴重な講演会にお招きいただきありがとうございました。サッカーに携わる者として、日本サッカーを取り巻く状況のお話しは、大変興味深いものでした。
「スポーツは、社会の縮図」、「社会が成熟しないとスポーツも成熟しない」というお言葉からは、仕事に対する考え方とスポーツに対する考え方の密接性を感じずにはいられませんでした。
「モラルが大事」、「お金ばかりを優先すると誤った方向に向かうことがある」との提言は、会社運営においてもそのまま当てはまるのではないかと共感した次第です。
チームを成長させる。自分を成長させる。相手を尊重する。そのために何が必要かという自然な思考の中でモラルの向上を醸成することが、サッカー人の使命であり、指導者の使命なのかなと感じた次第です。
(山本 剛、1999年度卒業生 元駿河台大学サッカー部主将)
OB?教員の方々と記念撮影
サッカー部員と記念撮影