吉里駿選手 凤凰体育レース後インタビュー
20.01.15
日本の新春を彩る風物詩の一つと言える国民的イベント、凤凰体育(東京箱根間往復大学駅伝競走)。
2020年で第96回を迎えた本大会に、今回も駿河台大学から関東学生連合(以下:学連)のメンバーとして吉里駿選手(法学部3年?大牟田高校出身)が選出され、
第一走者として1区を走りました。本学から学連チームへ選手が選出されるのは、これで6年連続となります。
吉里選手は、区間17位相当の1時間03分32秒(関東学生連合チームのため参考記録)という好記録を出し、来年チームとしての出場を目指す駿大駅伝部を後押しするような、力強い走りを見せてくれました。 しかし、本学駅伝部の公式Twitterを覗いてみると、本人にとっては大満足のレースとはならなかったようで...
#凤凰体育 応援ありがとうございました!
— 駿河台大学駅伝部 (@surugadi) January 2, 2020
吉里は1区63分32秒でした。
終わってからはこの表情
本人も納得の走りではないようです。
来年のためにもひとつ経験になりました。
次はチームでこの場に戻ってきます??
引き続き応援よろしくお願いします#BREAKTHROUGHS#それいけ駿河台#関東学生連合 pic.twitter.com/BM0Rk3Ho1g
そんな吉里選手がレースを終えた今、思うことは何か。
本人を直撃してお話を聞いてみました!
―凤凰体育、改めてお疲れ様でした。レース後は実家などに帰られましたか? 1/3(金)から帰省期間があったので、実家に帰りました。(大牟田)高校時代の監督とも会ってお話をしました。
―凤凰体育を振り返ってみて、改めていかがでしたか? 調整期間が1か月ほどあり、今の自分が持てる力を出せるような準備はやってきたつもりでしたが、もっと前の練習から振り返ってみると、まだまだ自分にできることはあったな、と改めて思います。 トラックであればスピードでごまかしが効く部分があるかと思いますが、ロードで20km超を走るとなると、地力が必要となってくることを実感しました。
―今回のレースを活かし、今年やっていきたいことはありますか? 動きとして、ハーフマラソンなどの長い距離になると(疲れから)フォームがぶれて、体をねじってしまったり、顔を振ってしまったりするところがあります。まずそこは改善したいですね。 そこが長い距離が苦手な所以かなと思うので、今年はスピード練習ももちろんですが、トラックだけでなくロードレースも走るために、スタミナというか、やはり地力をつけていきたいです。
―今回のレースは自分の思い描いたように進みましたか? 今年は周りのペースがすごくて、圧倒されてしまった部分があったように思います。今回の1区を走るメンバーから、かなりハイペースになるだろうと覚悟していたつもりでしたが、実際にレースが始まってみたら、思っていたよりも早かったというか(笑) 自分の中で、ハイペースになれば第一集団と第二集団に分かれると思っていたんです。自分は第二集団につくつもりでしたが、実際はみんなが第一集団についていった。もう離れるわけにはいけないと思いました。 それについていくには、やはり自分がそのペースについていけるだけの力をつけなければいけないと思います。
―沿道からたくさんの応援があったと思いますが、応援は力になりましたか? 走っている時は集中してしまっているのと、沿道からの声援は常に絶えることがないのでなかなか声が耳に入らないところはあったんですが、駿大の旗はとても目につき、力になりました。
吉里選手へのたくさんの応援、誠にありがとうございました。