祝! 樋口選手(中日ドラゴンズ)

ウエスタンリーグ開幕戦 初ヒットはスリーベースヒット

23.03.18

昨年のプロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズに育成3位で指名された樋口正修選手(21年経済経営卒)が、3月17日のウエスタンリーグ開幕戦において、2番サードで先発出場し、3打席目にスリーベースヒットの公式戦初安打を記録しました。樋口選手は持ち前の脚力で入団前から注目を浴び、キャンプ、オープン戦でその実力を発揮。ウエスタンリーグ開幕戦でのスタメン起用を勝ち取り、スリーベースヒットで見事に期待に応えました。
ここでは、ドラフト指名直後に聞いた独自インタビューをお伝えします。

ドラゴンズのユニフォームを着ることの喜びと責任


-指名された時の気持ちは
素直に嬉しいという気持ちと、ようやく夢のスタートラインに立つことができたという気持ちでした。

-指名された時のご家族の反応
ずっとそばで応援していてくれたので、僕以上に喜んでくれました。

-指名されてからの周囲の変化
仲が良かった人だけでなく、そこまで接点のなかった人などたくさんの方からお祝いの言葉をいただきました。
特にSNSのフォロワーが一気に増えました。

-中日ドラゴンズのユニホームに初めて袖を通した時の気持ちを
中日ドラゴンズのユニホームを着られるという喜びと同時に、これまでたくさんのご縁があってこうして中日ドラゴンズのユニホームを着ることができているので、その責任も感じます。

-立浪監督、片岡二軍監督の印象
お二人ともお話している感じでは温厚な方々です。しかし、PL学園のご出身ということもあり、練習は相当厳しいと覚悟しています。

-NPBでの自分の1番のアピールポイント
圧倒的スピードです。そして、足を活かした広い守備範囲です。

-目標とする選手、どんな選手になりたいか
目標は周東選手です。周東選手のように足のある選手と言ったら樋口と思ってもらえる選手になることが目標です。

-対戦したい選手
リーグは違いますが、福岡ソフトバンクホークスの甲斐選手と盗塁で勝負したいです。

-NPBでこれだけはやり遂げたいこと
盗塁王をとりたいです。

-卒業後もスポーツ科学部の邑木先生(陸上競技部監督)の指導を受けたと聞きました
陸上競技部には一昨年の11月ごろから約2ヶ月、週2回指導を受けに行きました。足の出し方、腕の振り方、走る時にどこの筋肉を意識するかなどを指導していただきました。前年に比べて力感なく理想に近い走りができるようになりました。

夢を笑われても堂々としていてほしい

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-指名から今までで、驚いたこと、記憶に残ったことなどがあれば
入団会見で名古屋に行った時に、コンビニに用があって外に出ると、出待ちをしているファンの方が居て、何時間もずっと待たれていることに、驚きました。

-名古屋の印象
ご飯が美味しいと思います。それとファンの方が熱いですね。

-野球部の後輩たちへメッセージを
大学野球は本当にあっという間に終わってしまいます。この4年間で自分はやり切った、悔いはないと自信を持って言えるように、努力をしていってください。

-在校生やOB、OGへ
夢や目標をしっかり持って、それを叶えるために日々努力していってください。たとえ、その夢や目標が大きくて叶えられる可能性が低くても、それを叶えるためにする努力は決して無駄にはなりません。
誰かに夢を笑われても堂々としていてほしいと思います。

-本日はありがとうございました。応援しています。頑張ってください。