女子日本代表U21ホッケーチームのオーストラリア遠征に参加
23.04.10
女子ホッケー部の齋藤美咲選手が、2月に行われた女子日本代表U21ホッケーチームのオーストラリア遠征に参加しました。
同遠征は、6月に岐阜県にて開催されるジュニアアジアカップに向けての強化の一環としてオーストラリアクイーンズランド州ゴールドコーストにおいて実施されました。ナショナルチーム世界ランキング第3位のオーストラリアと、同11位の日本のジュニア(U21)チームの間で、4試合のテストマッチ(国際ホッケー連盟公認試合)を行い、結果は3勝1分と勝ち越しで終了しました。ジュニアアジアカップに向けて、順調に強化が進んでいると感じられた遠征となりました。
齋藤選手から感想が届きましたのでご紹介します。
(後列一番右が齋藤さん)
<齋藤さんからの報告>
女子日本代表U21ホッケーチームのメンバーとして、オーストラリアで行われたテストマッチシリーズに参加しました。私個人としては初の海外遠征であったため、とても緊張すると共に海外の選手に対してどれだけ自分たちのホッケーが通用するのかわくわくしていました。
2月5日から8日まで岐阜にて事前合宿を行い、関西国際空港からシンガポール?チャンギ空港を経由して、オーストラリア?ブリスベンへと到着しました。着いてすぐ感じたことは、夜にも関わらず「蒸し暑い」ということでした。南半球にあるオーストラリアは北半球の日本とは季節が逆になるため真夏で、日中は日差しが強く、痛いと感じる程でした。
今回の遠征ではテストマッチ全4試合を行いました。対戦相手はオーストラリアのU21代表チームです。日本人と違い、高身長で大柄、リーチ範囲も長く、パワフルなプレーが印象的でした。それに対し、日本チームは繊細な個人技と短いパスを持ち味に相手の守備を丁寧に崩すことができていました。攻撃ではセットプレーでの得点は勿論、シュートによる得点も獲得。守備の場面では粘り強く堅実なプレーを行い、4試合を通して結果は3勝1分、勝利を収めることができました。海外選手に互角、時にはそれ以上の力で渡り合えたことに手ごたえを感じる一方で、自分たちの伸びしろや課題も多く見つかる遠征となりました。個人的にも、ゴールキーパーとして声掛けやセービングの中で改善点がより明確になった為、今出来ることを伸ばしつつ、より安定感のあるプレーを目指していきたいと思います。
最後に、このように私が恵まれた環境でホッケーを続けることができているのは、ひとえに日本ホッケー協会、U-21のスタッフの方々はもちろん、何よりも駿河台大学関係者の皆様にご理解いただいているおかげです。また日頃から支えてくださっている指導者、チームメイト、家族の協力のおかげです。関係するすべてのみなさまに心よりお礼申し上げます。これからもよろしくお願いします。
6月にはU-21チーム直近の目標である、ジュニアアジアカップが岐阜で開催されます。ここで上位に入るとチリで行われるジュニアワールドカップへの出場権が得られるという大事な大会です。良い結果をお伝えできるように頑張っていくので、応援の程よろしくお願いします。