2019.12.04
「異文化お料理体験会」を実施しました
11月15日(金)に、グローバル教育センターでは「異文化お料理体験会」を実施しました。このお料理会は、留学生の郷土料理を通じて、本学学生に、留学生の出身国の食文化や伝統について理解を促し、本学の国際交流を深めることを目的に実施しています。
今年は、ネパール出身の学生が講師役を引き受けてくれ、モモというネパールのぎょうざとチキンカレーの作り方を教えてもらい、みんなで作り試食しました。
このお料理会に参加した日本人学生から感想が届きましたので、以下に掲載いたします。
メディア情報学部4年 高橋真由
子供の頃から料理が好きで、学生生活最後に特別な経験をしたいと思い今回の体験会に参加しました。作った料理はネパールの餃子「モモ」で、名前は聞いたことがあったものの作ることはおろか食べること自体初めてでした。
調理をする過程でモモは日本でよく食べられている焼き餃子と意外に似ているところもあれば全く違うところもあると感じました。例えば餃子のタネがひき肉とみじん切りの野菜でありそれを手でこねるところや、薄い円状に伸ばした皮でひだを作りながら包むところなどが似ています。一方日本と異なるところでは味付けに香辛料を入れるところや、加熱方法が日本の焼き餃子のように焼くのではなく蒸すところなどが挙げられます。
餃子につけるタレも、日本では酢醤油やラー油が定番の日本とは大きく異なり、唐辛子や香辛料を混ぜたものでした。木枯らしが吹く季節であるにも関わらず、汗の吹き出すほど辛い味付けでした。私は辛い物が苦手でしたが、ただピリピリする辛さではなく、後味が青野菜を食べたかのように爽やかで、脂ののった肉ダネの餃子とよく合いました。
試食の時は講師役のネパールの学生たちに食事事情について教えてもらいました。例えば、ネパールでは風邪をひいたら日本よりも食事制限が厳しい(肉や冷たいアイスなどは禁止など)事を教えてもらいました。一方で病気の時はお粥を食べるという日本と同じ部分もありました。
今回留学生の学生たちと一緒に外国の料理を作って食べたことがきっかけで異なる国の文化を学べたと思いました。海外の食べ物や飲食店の中には日本でも非常に有名なものもあります。もし行く機会があったらただ物を買うだけではなく、思い切ってその国の文化について聞いてみるのも楽しいかもしれません。
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