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2020.01.21

私の大学生活とドイツ語

法学部4年 栗原あずみ


 私は大学生活で、第二外国語でドイツ語を学びました。きっかけは高校生の時、友人に「いつかドイツに行きたいから、その時は一緒に行こう」と言われたことでした。高校生の私にとって、海外はあまりにも遠い存在でしたが、「友人が行きたいと思うところに私も行ってみたい。そのためにはその国の言葉が分からないといけない!」という気持ちから始めました。英語も苦手だった私には、ドイツ語は難しい部分もありましたが、ドイツ文化研究会で留学経験のある先輩やドイツからの留学生に出会って、だんだん成長してきました。留学を目指して、ドイツ語に向き合うようになりました。

 大学3年生の夏、ついにドイツ語圏であるウィーンへ短期留学することが叶います。ドイツ語も英語もまだまだ未熟でしたが、とにかく行ってみなければ何も始まりません。一人での海外は不安と期待でいっぱいでした。ここでの経験は、語学力はもちろん、人間としての成長にも繋がりました。2月には、1週間だけでしたがフィンランドにも行くことができました。ムーミンで盛り上がっている時に、フィンランドに行けたことはラッキーでした。

 ドイツ文化研究会では、毎年10月にドイツ語暗唱大会を開催していました。この大会での何よりの楽しみは、南山大学などの他大学の学生や社会人の方々、OBの方々に出会えることです。今年度は就職活動と日程が被り、忙しかったですが、サークルメンバーの協力で無事に終えることができ、またたくさんの出会いがあり、良い思い出になりました。

 12月には、駿大外国語プレゼン大会にドイツ語で出場し、最優秀賞をとることができました。大学1年生の私だったら、恥ずかしさが邪魔をしてここまでできなかったでしょう。しかし、大学生活の4年間、ドイツ語を通じての様々な経験の中で、「今できる精一杯を全力で」それが本当に楽しいことだと気づかされたのです。恥ずかしがっている場合じゃありません。

 もうすぐ、大学生活が終わります。就職活動も無事に終了し、4月からは市役所で公務員として働きます。4年前の私が今の私を見たら、大胆になった私にきっと驚くでしょう。私にとってドイツ語は、語学力だけでなく人間関係や留学経験、大学生のうちにしか手に入らないものと繋げてくれたものでした。私の大学生活には、ドイツ語は切っても切り離せないものです。

 もし、留学に行こうか悩んでいたら、悩む時間がもったいないです。些細なことに悩んでいる時間は、4年間の大学生活にはありません。今しかできないことにどんどん挑戦してください。その先には、最高に楽しい大学生活が待っています。私の経験からそうだと確信します!

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