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学部長メッセージ

メディア情報学部長 斎賀 和彦

メディア情報学部長
斎賀 和彦

情報伝達の発展と変遷

大昔、人類のコミュニケーションは、身振りや言葉では無い声から始まり、その後「言語」が発明され、人と人は言葉で伝え合うようになりました。やがて文字が生まれ、さらに、それを「印刷」する技術が発明され、思いは対面のみではなく、距離的も時間的にも離れた人に届くようになりました。現在、表現手段には、写真、音楽、映像なども加わり、伝達手段は本や新聞、といった紙から、ラジオ、テレビへと拡大し、今ではインターネットを通じて瞬時に情報が世界中に繋がるようになりました。人の心を動かし、行動を促す「文化」を伝達する媒体を「メディア」と呼びますが、アナログからデジタルに移行した現代では、膨大な情報がネットを通して世界中を駆け巡っています。

情報発信の進展とその影響

情報発信は、限られた専門職(プロ)だけのものから、広く一般的なものになりました。
映像の世界だけで見ても、かつて”写真を撮る技術”がプロカメラマンの証しでしたが、いまでは皆さんのポケットに入っているスマホで綺麗な写真が撮れるようになり、テレビ局とは無縁のYouTuberが何万人という視聴者を抱える時代です。 その一方で、フェイクニュースも氾濫し、顔の見えない気易さから行われる誹謗中傷がひとを傷つけ、情報の信用、信頼性に大きな疑問を抱かせるようになってしまったのもまた現実です。

この時代を生き抜く力を身に付ける

このような、情報過多かつ変化に富んだ世界で生きていくためには、情報とメディアの特性を理解し、活用する能力が不可欠です。メディア情報学部では、伝統的アナログメディアから最新のデジタルメディアまで、社会の進展とともに変化するメディアの特性と問題点を学び、考えます。そのうえで、多様なメディアを活用して、膨大な情報の中から、価値ある情報(情報資源)を適切に受容し、生産し、発信し、伝達し、さらには蓄積して再利用する知識と技術を習得します。どんな仕事に就くにも、社会人として活動していくうえで必要な力であり、専門職業人として羽ばたく基盤となるものです。

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