資格課程
駿河台大学では資格課程を開設し、国家資格である図書館司書と博物館学芸員の資格を取得するために必要な科目がすべて揃えられています。これらは、図書館や博物館で仕事をするために必要な資格です。
ただし、資格取得のためには、法律で定められた授業科目の単位を修得しなければなりません。メディア情報学部の2017年度以降入学の学生は、資格取得に必要な必修科目の全てが学部のカリキュラムに含まれています。メディア情報学部の学生にとって取得しやすい資格ですが、他学部の学生も取得することができます。
司書課程
司書は、図書館法で定められた国家資格です。図書館で資料の収集や分類整理、貸出、読書案内、情報提供などの仕事に従事する専門職員のことをいいます。
しかし、現在では司書を図書館の専門職として限定するのではなく、各種の資料情報を有効に活用できる情報の専門家としてとらえる傾向も強くなっています。とくにマルチメディア時代の到来とともに、文字情報だけではなく、音声や映像も含めた多様な情報に対する理解や対処が求められるようになっています。
司書資格を取得することは、今後のマルチメディア時代における情報の専門家として大きなステップとなります。
学芸員課程
博物館は、歴史、芸術、自然史、科学技術などに関する資料を収集?保管し、これらの資料の研究を行うとともに、展示して広く一般の利用を図る目的で設置されている社会教育施設です。歴史博物館や科学博物館、美術館などがこれに相当します。学芸員は、博物館で働く専門職員で、博物館法で定められている国家資格です。
現在、博物館は、これからの情報化社会や生涯学習社会に対して、情報ネットワークの構築や文化的、科学的情報の発信拠点となるように改革が進められています。
駿河台大学の学芸員課程では、こうした視点を持った新しい学芸員の養成を目指しています。
※2023年4月入学者は取得の対象となりますが、2024年4月入学者からは取得できなくなります。
資格課程年報
本学資格課程の概要や学生の実習記録等をまとめた年報を発行しています。