研究科長メッセージ
心理学研究科長
纓坂 英子
心理学研究科の特徴
駿河台大学大学院心理学研究科は、臨床心理学専攻と犯罪心理学専攻の2つの修士課程専攻を有する研究科です。本大学院心理学研究科2009年に日本初の「法心理学専攻」と「臨床心理学専攻」を設立しました。その後、「法心理学専攻」を「犯罪心理学専攻」に改編し、犯罪心理学の専門職育成に力を入れています。臨床心理学専攻も臨床心理士の受験資格だけでなく、公認心理師の受験資格も得られるように対応しています。心理学研究科は、犯罪心理学と臨床心理学という2領域から、社会で幅広く活躍できる人材の教育に力を入れています。
経験豊富な教員による指導
臨床心理学専攻では、学内にあるカウンセリングセンターで院生に必要とされる自洗的な訓練を行っていますが、地域の相談者の対応数が多いことが特徴といえるでしょう。学外実習は、大学外の期間で実施されますが、臨床心理学専攻の教員の指導の下、在学中にたくさんの臨床経験を積むことができます。 犯罪心理学専攻では、少年院、刑務所、保護観察所といった場所での実地実習や施設見学に参加することができます。犯罪心理学専攻の教員は、実務的な経歴が長く、その経験を生かして院生に刑事司法領域の専門的な知識の伝達と指導を行います。 心理学研究科は、臨床心理学と犯罪心理学の2つの専攻を有することで、臨床心理学専攻の院生は犯罪領域を、犯罪心理学専攻の院生は臨床領域というような相互に知識を獲得しやすい環境が整っています。
大学院を目指すために
心理学専攻で学ぶ院生には、自分の将来の計画を立てるだけでなく、何を大学院で学びたいのかを明確にしてほしいと思います。心理学を学ぶことで得られた知見を社会に生かすだけでなく、一心理学徒として自分自身の研究テーマを追求し、修士論文執筆にも取り組んでください。