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2024年度、オーストリアのウィーン大学へ海外語学演習に参加した学生の体験談をご紹介します。
ウィーン留学の報告
経済経営学部2年 粕谷 梨識
私はオーストリアのウィーン大学で短期留学を経験しました。留学を決めたのは、ドイツ語を学び実際に使ってみたかったこと、ウィーンという芸術と歴史が息づく都市を巡りたかったこと、そして異文化の中での生活を体験したかったこと、この3つの理由があったからです。
ウィーン大学では初級ドイツ語クラスに参加し、少人数でのディスカッションやグループワークを通じてドイツ語を学びました。授業では、ドイツ語だけでなく、ウィーンの文化や歴史にも触れることができ、非常に興味深いものでした。発音に苦戦していた私に対して、先生は細かくフィードバックをくださり、表現力も少しずつ自信が持てるようになりました。また、クラスメートとの交流も楽しく、特に異なる国から来た学生とのディスカッションは視野を広げる貴重な体験となりました。
放課後には寮の友人たちと市内の観光やショッピングを楽しみました。中でもウィーン軍事博物館は、歴史的な展示物が多く、国際的な視点で歴史を考えるきっかけとなりました。また、ヴィーナーシュニッツェルやザッハトルテといった地元の名物料理も堪能し、食文化の違いも楽しむことができました。
この留学を通じて、海外での生活や言語の壁は、思っていたほど高くなく、積極的に挑戦すれば乗り越えられるものだと実感しました。今後はさらにドイツ語を勉強し、少し難しい本を読んだり、ドイツ語での会話をもっと自然にできるようにしたいと考えています。現在はドイツのミュンヘン大学への長期留学をするので準備をしています。発声と文法、単語を学ぶことができるアプリを活用しながら、継続して学びを深めています。
左:ウィーン国立図書館に見学に行った際の写真です。
中はハリーポッターの世界観でした。
右:ウィーン軍事史博物館に訪れた際の正門の写真です。
右:ウィーン軍事史博物館に訪れた際の正門の写真です。